言葉と統合失調症

マンガでわかる統合失調症という本がころがっていて、

なんのけなしにぱらぱらめくっていたが、

一番最期らへんのページに、

 

統合失調症の人は人類がホモ・サピエンスになったとき

から必ず1%存在するとのこと。

 

ティム・クロウさんのwikiを見てみると、

言葉を獲得したことと、

大脳皮質の発達の非対称性と関連してるそうだ。

 

私はあまり言葉を信頼していない。

あまりうまく使えたためしがない。

不用意に使うと、沢山人を傷つけてしまう。

ちゃんと使える人を尊敬する。

 

祈りの言葉や精神性を大切にする文化が重要なのは、

この言葉の剣を保護する鞘みたいなのかもしれない。

 

進化はアンバランスさももたらして、病気も生み出す。

1/4の奇跡という本に、6本指の人を大切にする文化が

ペルーにはあったと書いてあった。

 

昔の人は必然的に病気や違う特性を持って生まれて

きた人達は進化を担っていることを知っていたのだ。

進化はいびつさを内包している。

そうでないと環境の変化に対応して生き残れないから。

同じ血を分けた兄妹は違った特性をもって、

自然が嵐を持って選別していく、

でもどんな特性も、

生き物が全体的に生き伸びる可能性を延ばしている。

 

いろんないびつさを抱えた人が、

自分の存在を許せるようになるといいと思う。