故郷の成分

 

故郷の成分について

私は茅ヶ崎に生まれたけど、

母は熊本で生まれて、山口、京都、大学は東京にきて

父は長野で生まれて、島根、北海道と転々として、大学は京都にいって、

まあなんだかんだであったわけなんだが、

 

父方の祖父母の故郷の伊那というのはなんだか私にとって

特別な場所だ。あんまり行ったこともないのに、

なぜだか懐かしい。

それはやっぱり祖父母がいたからだと思う。

彼らが私にとっての故郷なのだ。

だから彼らが生まれた土地がなぜだかとても懐かしい。

っていうか長野県民に悪い人いないんじゃないかと思う。

Zehensucht ist mehr als ein Gefuel.

 

私にとって故郷の成分は90%人と触れ合った記憶だった。

ドイツも私にとって懐かしいところ。あたたかい人たち。

私が生きている間にあとどれくらい懐かしいひとたちと

出会えるのかな。