知らないこと

何か間違ったり、誰かを傷つけてしまったときは、気づいた時点ですぐに謝ったり、なんらかの挽回する行動を起こすと90%位はなんとかなる気がする。
もらった綿のタネは実は和棉だということを今さらながら実感した。
和棉はなんかこうぼすぼすっとしてて、詰まってる感じ。クリスマスリースに飾ってあるようにフワっとした素敵な感じではない。
綿や花が下向きにできる。他の種は上向きにできるそうだ。
そんでもって和棉は霜に強いとのこと。
昔からある種が、その土地の気候を教えてくれる。
こないだ見た映画で、
モンサント社の遺伝子組換えされた綿を買わされて、借金を背負って自殺したインドの農家のひとは25歳だった。おそらく私より若い。
ある種の害虫や微生物を農薬で殺してしまうと、土壌の環境は均一になる。組成が均一になった土壌は病気に弱くなる。
エアコンで部屋の湿度と温度を一定に保つと特定の種類の菌だけが増えて、体はその菌だけに耐性ができるけど、いざ他の菌が入ってきたときの抵抗力が落ちてしまう。
多様性を無くすことが、生物全体の生き残る可能性を狭めてしまう。変化に対応できない。
便利にしようと思ったのに、全体のしくみがわかってなくて部分だけ変えていると、思わぬ弊害が生じる。
サプリで一種類の取り出した栄養だけをとることとか。
僕たちはあとどれくらい自然の仕組みについて学ぶことができるんだろう。

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