愛について考えさせられる映画

『ミリオンダラーホテル』がテレビでやっていた。うちはケーブルテレビで母が民放見ないでもっぱら海外の映画やドラマしか見ないから世の中から隔絶されているような気がする。

途中からだけど気になってみてたら監督がヴィム・ヴェンダースだった。
ヴェンダースさんの映画はいつも「愛って何?愛って何?愛ってなんなんだい???」
と痛烈に語りかけてくるから私は好きだ。
人類全体が幸福になるための愛と、個人の愛とかいろいろ。
人類全体に対する優しさも感じる。永遠に届かないものへの讃美も感じる。ひりひりして考えさせられる。
うちの母はあまり好きではないらしい。暗いからかな?
前に『ベルリン、天使の歌』を中国人の女の子と見たら見事に寝てた。
あれは、ドイツ語がすこしでもわかると面白いと思う。
特に人びとの悩みが聞き取れたりしたら。
社会から見捨てられたひとたちの心の中にある美しいもの。
土の中みたいな。
べてるの家にも通じるものがある。行ったことないけど。
Rainという映画もよかった。今日みたいな雨の日に見ると良いと思う。